【動画】中国でまた教師による体罰と思いきや…小学生が校門でひざまずいて宿題し物議

Record China    2018年1月19日(金) 12時10分

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中国・江西省瑞昌市で15日、小学生の男の子が校門前にひざまずいて宿題をしている様子が撮影され、物議を醸している。

中国・江西省瑞昌市で15日、小学生の男の子が校門前にひざまずいて宿題をしている様子が撮影され、物議を醸している。

中国メディアの報道によると、同日の下校時、小学5年生の男の子が校門前にひざまずいて宿題をしていた。撮影者は他の子の保護者で、動画には「先生の罰で子どもがここで宿題をしている」という同保護者の声も記録されている。

近年、中国では学校での体罰問題が取り沙汰されることが多く、昨年3月に山東省の全寮制の市立小学校で宿題を終わらせられなかった女子児童の尻を教師が棒で十数回たたいたことが発覚。さらに、同年10月に河南省の学校で就寝時におしゃべりを止めなかった児童らを教師がハイヒールでたたいたことも物議を醸した。

こうしたこともあり、動画を見たネットユーザーからは学校への批判の声が集まったが、同日、同校はSNSの公式アカウントで声明文を発表。学校によると、宿題を終わらせられなかった男の子に対し、その父親が罰を与え校門で宿題をやらせた。当時、学校関係者が父親を止めたが効果はなかったという。この件について父親は、「息子が宿題を終わらせたとうそをついたため罰を与えた。学校や先生とは無関係」と話している。

ネットでは誤った情報を流した保護者や、真相が分からないうちに学校を批判した人に対し苦言を呈するユーザーが多く見られた一方、父親のやり方が子どもの自尊心を傷つけ、心に傷を負わせる危険性もあると批判する声も聞かれた。(翻訳・編集/内山

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