孔子の子孫も礼節失う、記者を低俗用語で罵倒=北京大学教授の発言が問題に―中国メディア

Record China    2011年11月13日(日) 5時5分

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11日、北京大学の孔慶東教授が口汚く雑誌記者をののしったことが問題となっている。写真は07年8月、重慶市で公演する孔慶東教授。

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2011年11月11日、米華字ニュースサイト・多維ニュースによると、北京大学の孔慶東(コン・チンドン)教授が口汚く雑誌記者をののしったことが問題となっている。

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「1分前に『南方人物週刊』が取材したいとうざい電話をかけてきた。表向きは和やかな態度だったが、言葉にはとげが隠されていた。そこでばしっと言ってやったんだ。帰れ!出てけ!ファック!」これは孔教授が自らのマイクロブログに掲載したつぶやき。大学教員とは思えない粗暴すぎる言葉が話題となった。

孔教授は現代小説、武侠小説を専門とする北京大学中国語学部所属の研究者。「北大酔侠」とのあだ名からも分かるとおり、個性的な人物として知られていた。その孔教授と南方人物週刊などの雑誌、新聞を擁する南方報業社とはある因縁があった。

昨年、重慶市公安局の王立軍(ワン・リージュン)局長が「歪曲(わいきょく)報道を掲載したメディア、執筆した記者はともに起訴する」という「双起論」を唱えたが、南方集団系メディアはこれを批判。孔教授はその態度に怒り、「火事、泥棒、記者に注意しろ」「全国人民は南方報業社を告訴しよう」と攻撃していた。

新華社は、北京大学は孔教授を解雇すべきだとする批判記事を発表している。ちなみにこの孔教授は、礼節を説いた孔子の第73代目の子孫にあたる。(翻訳・編集/KT)

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