北朝鮮の最高指導者・金正日に「国際金日成賞」―国際金日成賞委員会

Record China    2007年2月6日(火) 14時54分

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2007年2月4日、朝中社の報道によると、北朝鮮の最高指導者・金正日は2月1日、国際金日成賞委員会から「国際金日成賞」を授けられた。資料写真。

2007年2月4日、北朝鮮の最高指導者・金正日(キム・ジョンイル)が2月1日に国際金日成賞委員会から「国際金日成賞」を授けられたと北朝鮮の朝中社が報道した。また、インド・ニューデリーからの情報によると、国際金日成賞委員会は金正日の誕生日に合わせてこの受賞を決定したもよう。

同委員会は、「金正日が世界の平和と安全、そして人類の独立に、恒久的な役割を果たし、貢献した」と高く評価し、「国際金日成賞」を与えることにしたという。同委員会によると、金正日はこの賞を初めて獲得したわけではないという。これまでにも1975年と1982年の2度にわたり「共和国英雄」の称号を獲得。1992年4月には朝鮮民主主義人民共和国元帥の称号も得ている。また、金日成勲章や金日成賞なども獲得している。

「国際金日成賞」とは、朝鮮民主主義人民共和国の主体思想の普及に貢献した人物に対して授与している賞である。北朝鮮では、金日成主席を国際的な指導者としてアピールするため、1992年4月の金日成生誕80周年の際に「国際金日成賞」の制定を発意、翌1993年4月にインド・ニューデリーの主体思想研究所に「国際金日成賞理事会」を結成させ、賞を制定した。

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