EU諸国はオバマより胡錦濤に期待=G20にみる米国の衰退―米紙

Record China    2011年11月7日(月) 11時39分

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米紙ニューヨークタイムズは、G20サミットで米国の衰退があらわになったと論評した。積極的な支援を表明する中国・胡錦濤主席への期待が高まり、米国は欧州という有力な盟友を失いかねないと指摘している。写真はニューヨーク市。米海軍の空母イントピレッドを利用したイントピレッド海上航空宇宙博物館。

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2011年11月、米紙ニューヨークタイムズは、G20サミット(主要20カ国・地域首脳会合)で米国の衰退があらわになったと論評した。

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ギリシャは行動するべきだ、欧州連合(EU)は自らの手で経済的問題を克服するべきだという、自助努力を強調するのがG20サミットでのオバマ米大統領の主張だった。一方、胡錦濤(フー・ジンタオ)主席はより積極的に中国は支援できると表明。欧州各国は具体的な支援を期待できる中国の支援に期待感をあらわにした。

オバマ米大統領は就任後、ブッシュ政権時代の単独行動主義路線を修正したが、同時に栄光に満ちあふれた強いアメリカからも遠ざかりつつある。現在、アメリカには資金がなく、世界各地の紛争から撤退しようとしている。さらに欧州の盟友までも失いつつある。もちろん国内の問題も山積みだ。一連の出来事をかんがみれば、米国の衰退は明らかだ。(翻訳・編集/KT)

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