2020年、韓国主導で南北統一とロシアが予想―韓国紙

Record China    2011年11月6日(日) 17時28分

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5日、連合報網によれば韓国紙・朝鮮日報は、ロシアの「世界経済・国際関係研究所」が最近発表した報告書を引用し、2020年には北朝鮮は韓国に吸収され、朝鮮半島は統一されると報道した。写真は上海の現代アート展での金正恩氏のアート作品。

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2011年11月5日、連合報網によれば、韓国紙・朝鮮日報は、ロシア政府に対外政策を助言する「世界経済・国際関係研究所(IMEMO)」が最近発表した報告書を引用し、北朝鮮の体制崩壊はすでに事実であり、20年には北朝鮮は韓国に吸収され、朝鮮半島は統一されると報道した。ロシアは北朝鮮の韓国による吸収、朝鮮半島統一は、ロシアに有利に動くとみている。

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ロシアの世界経済・国際関係研究所が最近発表した「2030年戦略的世界展望」という報告書は、5ページの紙面を割いて韓国、北朝鮮関係について分析し、朝鮮半島情勢について展望している。これによれば、北朝鮮は崩壊に向け加速しているとし、11年から30年後半にかけて朝鮮半島は統一を実現しないまでも、おそらく統一に向けた実質的段階に入り、北朝鮮は今の形では存在していないという。

北朝鮮の体制崩壊の原因については、12年から20年にかけ北朝鮮の権力移譲が引き金となり、労働党内部の権力闘争が発生し、体制崩壊が加速、20年までには、国際社会の管理下で北朝鮮に臨時政府が樹立され、北朝鮮軍は武装解除して、北朝鮮経済も現代化を始める。この一連の過程で北朝鮮経済は段階的に韓国に吸収され、旧体制を支持する約100万人が中国やロシアに逃亡するだろうと分析する。また南北統一後、韓国とロシアは一層エネルギーやその他の産業における連携が強まり、韓国主導での南北統一はロシアにとって有利に働くとみている。

韓国の外交消息筋は、これまでロシアなど朝鮮半島周辺の大国は南北統一よりも朝鮮半島の現状維持を望んでいるというのが定説だったが、今回のロシア政府関係の研究機関が韓国主導の統一を公に発表したことは非常に重い意味をもつ」と語った。韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は最近、ロシア訪問前にこの報告書を読み、非常に興味深いと関係内容の詳細な掌握を指示したという。(翻訳・編集/渡邊英子)

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