<レコチャ広場>なぜ不誠実な人が勝利するのか?パクリ大国が生まれたわけ―中国

Record China    2011年11月7日(月) 13時53分

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4日、コラムニストの王冲氏はブログに記事「なぜ中国では往々にして不誠実な人が勝つのか?」を掲載した。写真は浙江省台州市温嶺市の裁判所。ニセ・ホワイトハウスと揶揄されている。

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2011年11月4日、コラムニストの王冲氏はブログに記事「なぜ中国では往々にして不誠実な人が勝つのか?」を掲載した。

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中国の海賊版の多さ、パクリの多さ、盗作の多さは日本でもたびたび報道されているが、当の中国人自身も頭を悩ます問題だ。中国政府が「イノベーションの重要性」を訴え続けていることが逆説的に中国の深刻な現状を示している。だが、中国政府の支援があっても、「中国版アップル」が生まれることはなかった。

生まれたのは「アップル・ピール」(iPod Touchに2G電話通話機能を付与するカバー)、Apple Stoer(話題となった雲南省のニセ・アップルストア。本物そっくりの店舗デザインだったが、スペルミスがあった)、BlockBerry(ブラックベリーのパクリ商品)だけだった。

猛烈な経済成長と山のような大量で複雑な法律がある中国。しかし、不誠実な人間が往々にして勝利を収める。不誠実な盗作野郎どもは迅速に反応し、急成長する市場で優位を得た。彼ら不誠実な輩の成功が中国のパクリ・ブームを引き延ばし、今も繁栄させている。(翻訳・編集/KT)

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