<朝鮮半島問題>複雑な立場の中国、利益のバランス図る―SP華字紙

Record China    2011年10月28日(金) 7時12分

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25日、シンガポール華字紙・聯合早報は、記事「中国、朝鮮半島のバランスを探る」を掲載した。朝鮮半島問題における中国の複雑な立場を指摘している。写真は中国・丹東の抗米援朝烈士記念碑。

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2011年10月25日、シンガポール華字紙・聯合早報は、記事「中国、朝鮮半島のバランスを探る」を掲載した。

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1950年10月25日、中国人民志願軍は国連軍への攻撃を開始。朝鮮戦争に参戦した。参戦は北朝鮮を守るためか、あるいは中国の利益のためか。ともあれ、中国は無数の人命と台湾奪回のチャンスを逃すという大きな代価を支払った。

61年が過ぎた今、中国の李克強(リー・カーチャン)副首相は北朝鮮と韓国を歴訪した。この動きには中国の複雑な心境が見える。北朝鮮の「暴走」を懸念しつつも、韓国による「吸収」も望まない。米国の怒りを買うのはごめんだが、朝鮮半島問題では主導的な立場を得たい。

中国の動きは米国とよく似ている。台湾問題で米国は中台のバランスを取る中で利益を得ようとしているが、中国もまた朝鮮半島問題で同じことをやろうとしている。(翻訳・編集/KT)

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