周恩来の母校・南開大学を巻き込む巨額横領事件―天津市

配信日時:2007年2月5日(月) 15時11分
周恩来の母校・南開大学を巻き込む巨額横領事件―天津市
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周恩来元首相の母校である南開大学の付属企業で、巨額の横領事件が発生した。南開大学共産党委員会は、元社長の楊育麟容疑者の党籍剥奪処分を決定した。
2007年2月5日、天津市の南開大学共産党委員会は、大学付属企業である天津南開允公集団有限会社の元社長・楊育麟(ヤンユーリン)容疑者に対し、中国共産党の規律に違反したとして党籍の剥奪処分を決定した。

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調査によると、楊容疑者は在職中に巨額な会社の資金を私的に使い込み、会社に甚大な損害を与えたという。2006年6月に南開大学共産党委員会が大学側に提出した資料によると、楊容疑者は1億1000万元(約16億5000万円)を横領し、3億元(約45億円)の損害を与えたという。

このほか、領収書偽造の疑いなども浮上していたが、楊容疑者が調査に対する協力を拒み、さらに2006年3月に国外へ逃亡してしまったため、詳しい実態が明らかにされていない。南開大学は、周恩来(しゅうおんらい)元首相の母校でもある名門大学。大学の権威を落としかねない今回の騒動、大学側では不正を明らかにし、厳しい態度で臨むつもりだという。
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