2011年10月19日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、中国最大のレアアース精錬企業が同日から1カ月の生産中止を決めたと報じた。22日、環球時報が伝えた。

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中国最大、すなわち世界最大のレアアース精錬企業である内モンゴル包鋼レアアース高科技株式有限公司は、「1カ月間の精錬作業中止」を伝える公告を発表した。同社の軽希土類世界シェアは50％に近い。その市場支配力を生かして、価格を再び底上げする意図が透けて見える。

2009年からレアアース価格は急騰している。世界シェアの95％を握る中国がマーケットを支配しようとしているとの懸念が広がっている。（翻訳・編集/KT）