寒波で心臓血管病の患者ら38人が死亡―台湾

Record China    2007年2月4日(日) 23時54分

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台湾に寒波が襲い、3日間で約300人以上が入院、心臓血管病の患者ら38人が死亡した。気温が下がり、寒くなると脳血管と心臓血管に起因する病気は突然死を誘発しやすいという。

2007年2月4日 香港《明報》の報道によると、台湾にはこの数日間、寒波が襲い、朝晩の気温は10℃以下となった。この結果、各地で心臓血管病の患者が発病し、死亡したという症例が少なくなかったという。調べでは、3日間で約300人以上が入院、38人の患者が死亡している。

台北市だけでも、3日間に約100人を越える患者が入院、そのうち6人が死亡した。台北県では約160人が病院に搬送され、そのうち25人が死亡。高雄県では38人が入院、そのうち3人の老人が死亡した。台中市でも約50人が入院している。

林口長庚病院の外科医師・柯博仁(カーボーレン)さんは、気温が下がり、寒くなると脳血管と心臓血管に起因する病気は突然死を誘発しやすい。心臓衰弱、高血圧、高脂血症、糖尿病等の患者はこれを防ぐために、特に気温の変化に注意しなければいけない、と呼びかけている。

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