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19日早朝、中国・黒龍江省ハルビン市のある分譲マンション販売所で、男性が自作の爆弾を用いて死亡した。男性は販売所の元職員で、当初は仕事への不満を原因とする自殺と報じられたが、その後の調査によって自殺ではない可能性が濃厚になってきた。写真はその現場。
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2011年10月19日早朝、中国・黒龍江省ハルビン市のある分譲マンション販売所で、男性が自作の爆弾を用いて死亡した。男性は販売所の元職員で、当初は仕事への不満を原因とする自殺と報じられたが、その後の調査によって自殺ではない可能性が濃厚になってきた。チャイナフォトプレスの報道。
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男性は同省鶏西市出身の王海鴎(ワン・ハイオウ)さん。09年夏から翌年春にかけて販売所の警備員を務めていた。この日はトイレを借りると言って販売所に現れた。その数分後にトイレで爆発が発生した。当局が現場を調べたところ、王さんの手には爆弾の点火スイッチが握られ、爆破で目も当てられなくなった腹部には、爆弾を巻きつけたと思われる痕跡も確認された。
王さんが今月12日より滞在していた旅館の部屋には導火線や火薬が残されており、爆弾は自作のものだったと推測される。また、遺書も見つかった。それによると、王さんは警備員をしていた当時、同じ職場の女性と交際していたが後に破局。その別れを受け入れられず、心中を試みる旨がつづられていた。王さんは事件当日の朝、女性宅を訪れるが会うことができず、その帰り道に前の職場のトイレを借り、誤って爆弾を爆発させたとみられている。(翻訳・編集/愛玉)
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