新聞、雑誌の間違いが急増、ルール作りの必要性―北京市

Record China    2007年2月4日(日) 18時55分

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調査では全国の新聞、雑誌から約1万5000か所の間違いが発見された。最悪のケースでは1紙に200か所の間違いが指摘されている。このため文字の使い方に厳しいルールが必要だとの意見も出ている。

2007年2月4日、北京市において全国の新聞、雑誌について言語の間違いを考える大会が開催された。この大会で現在、中国の出版物には間違っているところが非常に多く、1949年以降では最悪の状況であることが分かった。

今回実施された調査活動では、全国の新聞、雑誌から約1万5000か所の間違いを発見した。2006年7月14日に出版された全国紙4紙と地方紙24紙の、1頁〜8頁の原稿を対象にした調査では、全部で約1300か所の間違いが指摘された。1紙平均では約50か所の間違いがあり、1頁平均では約6か所が間違っていた。最も間違いが多かったケースでは、1紙から約200か所の間違いが発見されたという。

大会の組織委員会の説明によると、中国では急速に現代化が進展しているが、社会で使用される言語も同様に多様化し、充実してきている。しかし言語が増加するとともに、使い方に間違いが出るなど、問題も多くなってきた。このため文字の使い方に関して厳しいルールを作る必要があるとの意見も出ている。

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