2011年10月14日、中国国家発展改革委員会、財政部などは、2011年から2015年の第12次5カ年計画期間中に天然ガスを利用した分散型電源システム（DES）関連のプロジェクト約1000件に着手する方針を明らかにした。併せてDESのモデル地区を10カ所設置する。

同委員会などが交付した「意見」によると、今後5〜10年に、天然ガスDESの応用研究面でブレークスルーを実現し、自主知財権のある産業体系を完成させる。また2015年末までに天然ガスDESの主要設備の研究を終える。

各省・自治区・直轄市と重点都市が現地の事情に合わせて、補助金の支給などで独自に天然ガスDESの振興策を実施する場合、中央財政も支援する。

「意見」は、各地の送電会社に対し、天然ガスDESで生産された電力についても、送電網建設の際に計画に組み入れるよう呼び掛けた。（翻訳・編集/JX）