路線バスで放火・焼身事件、犯人が死亡=背景に経営権めぐる争い―湖北省荊州市

Record China    2011年10月16日(日) 11時18分

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14日、湖北省荊州市で路線バスの放火、焼身事件が起きた。火に包まれた犯人が現場で死亡した。事件の背景にはバス運営権をめぐる争いがあったという。写真は14日、炎上したバス。

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2011年10月14日、湖北省荊州市で路線バスの放火、焼身事件が起きた。火に包まれた犯人が現場で死亡した。15日、武漢晨報が伝えた。

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事件は14日午前9時20分、荊州市を走る路線バス168番線で起きた。バス停でガソリン入りの瓶を持った男が乗り込んできた。バス停で待つ他の乗客には乗り込まないように命じ、バスに乗っていた乗客には下りるよう要求した。鼻を刺すガソリンの臭いをかいだ乗客はすぐに従った。まもなくバス内で大きな爆発が起き、バスは炎上したという。

警察の捜査により、事件はバス経営権をめぐる争いが背景にあったことが明らかとなった。中国の路線バスはタクシーと同じく、1台ずつ個人に運営が委託されているケースが多い。問題のバスは尚春梅(シャン・シュンメイ)、呉俊(ウー・ジュン)、江成武(ジアン・チェンウー)の3人が経営権を保有していたが、その権利をめぐって尚と呉の2人と江は対立。ケンカとなって江が殴られる事件も起きていた。

放火事件の犯人は、江成武の兄・江成偉。焼身自殺する前にバスに乗って いた尚春梅を捕まえようとしたが、尚は必死に逃げて難を逃れたという。(翻訳・編集/KT)

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