故アニタ・ムイ母親が遺産全額あきらめず!裁判は「北京まで行く」―香港

Record China    2011年10月15日(土) 10時24分

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12日、香港のトップスターだった故アニタ・ムイの母親、覃美金さんがトーク番組の収録に登場。娘の遺産をめぐる裁判について語った。写真は覃美金さん。

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2011年10月12日、香港のトップスターだった故アニタ・ムイ(梅艶芳)の母親が、トーク番組の収録に登場。娘の遺産をめぐる裁判について語った。北京青年報が伝えた。

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歌手・女優として活躍したアニタ・ムイは03年、子宮頸がんのため40歳の若さで他界。アニタは遺書で、遺産で基金を設立したのち、その中から母親の覃美金さんに毎月7万香港ドル(約70万円)の生活費を渡すことなどを指示。しかし、これを不服とした覃さんは04年、遺産全額を渡すよう求めて裁判を起こし、今年5月には裁判所が上告を棄却し、覃さん敗訴が確定している。

12日、人気トーク番組「E+Focus」の収録に登場した覃さんは、8年間の裁判について語り、“アニタの友人たちに陥れられた”と自分の弱い立場を訴えた。さらに、最終審が1時間足らずで終了し、自分が提出した証拠品の数々を裁判官側がきっちり検証していなかったと不満をぶちまけ、大金をはたいて依頼した弁護士の無力さを語った。

8年間の裁判でもあきらめきれない覃さんは、現・香港行政長官のドナルド・ツァン(曽蔭権)に対する不満も。中国指導者の有力候補、李克強(リー・コーチアン)副首相の名前を挙げ、「ぜひ正当な処理をしてほしい」と話し、裁判を北京中央まで持ち込む意欲を見せている。(翻訳・編集/Mathilda

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