2011年10月10日、インド紙ヒンドゥスタン・タイムズによると、米太平洋艦隊司令のロバート・F・ウィラード海軍大将は、中国国産空母の建造はまだ始まっていないとコメント。中国国産空母2隻の建造が始まっているとのうわさに否定的な見解を示した。12日、環球網が伝えた。

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ウィラード大将はロイターの取材に答え、中国は国産空母開発の初期段階にあるとの見方を示した。ただし、「すでに建造を開始している」との見方は時期尚早だろうと述べている。今年7月には中国が保有する旧ソ連製空母「ワリャーグ」が試験航海を実施したが、艦載機を運用し、戦闘能力を保有するまでにはまだ時間がかかるという。

中国は空母の訓練についてブラジル海軍の支援を仰いでいるが、米国防総省は「ブラジルの空母運用能力には限界があり、ブラジル自身も多くの問題を抱えている。よって中国を支援する能力は限定的」と指摘した。（翻訳・編集/KT）