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10日、政府系ファンドの中央匯金公司は、同日から中国株式マーケットにおいて中国銀行、中国建設銀行など4大国有銀行のA株を買い増す方針を明らかにした。
2011年10月10日、政府系ファンドの中央匯金公司は、同日から中国株式マーケットにおいて中国銀行、中国建設銀行など4大国有銀行のA株を買い増す方針を明らかにした。同日、4銀行のA株の終値は前日に比べ0.25−0.7%上がった。中国の各メディアが明らかにした。
各銀行の発表によると、中国銀行を350万9700株、中国建設銀行を738万4400株、中国工商銀行を1458万4000株、中国農業銀行を3906万8300株それぞれ購入。持株数を1885億5700万株(発行済み株式総数の67.55%)、1427億5300万株(同57.09%)、1236億5600万株(同35.43%)、1300億3900万株(同40.04%)に引き上げた。
各銀行によると、中央匯金公司は今後12カ月以内に引き続き、4銀行の株式の買い増しを行う方針だ。
中央匯金公司が2008年9月と2009年10月にも中国工商、中国、建設の3銀行の株式の買い増しを行った。当時も現在同様、株価が低迷し上海総合指数が2000を割り込んだ。10日も同指数が2344.79ポイントで今年最低を記録しており、買い増しによる株価の押し上げ効果が期待される。
保険資産管理会社の専門家は「短期的には相場は反発する。しかし、長期的な効果があるかどうかはまだ分からない。現在の状況は、前回よりも悪い」と話している。(翻訳・編集/JX)
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