内モンゴル上空400キロにUFO、1万人以上が目撃=凶兆ではないと専門家―中国

Record China    2011年10月10日(月) 13時5分

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8日、UFO研究家として知られる中国科学院紫金山天文台の王思潮研究員は、8月20日に1件、9月26日に2件の「重大UFO事件」があったと発表した。写真は9月26日、寧夏回族自治区で撮影されたUFO。

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2011年10月8日、UFO研究家として知られる中国科学院紫金山天文台の王思潮(ワン・スーチャオ)研究員は、8月20日に1件、9月26日に2件の「重大UFO事件」があったと発表した。中国新聞網が伝えた。

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8月20日夜、上海では複数の航空機乗員が空中に浮かぶ奇怪な光の群れを見ている。北京では天文ファンも確認。内モンゴル自治区、山西省でもやはり発光体が目撃された。

9月26日夜には中国北部で、2つの大きな星のような発光体が東から西に向かって飛行する姿が目撃された。午後7時26分、発光体のうち黄色のものが突然空中に停止。もう一つの青い発光体は減速後に「爆発」した。長い光の尾を引きながら、次第に光は薄れていったという。黄色い発光体はその後、西に向かって飛び去った。目撃者は内モンゴル自治区、寧夏回族自治区、陝西省、山西省、甘粛省、河北省で1万人以上にのぼる。

王研究員は写真、動画、目撃談を調査した結果、9月26日の黄色い発光体は内モンゴル自治区鳥海市上空400キロの地点にあったと推定している。中国が打ち上げた宇宙実験モジュール「天宮1号」の軌道は地表350キロ。UFOはそれより高い位置にあった。UFOは回転しながら気体と粒子を噴射しつつ飛行していたという。

わずか1カ月の間に3件もの重大UFO事件が目撃されたことは何を意味するのか。中国では2012年の世界終末を信じる人が多く、UFO出現も凶兆ととらえる人もいそうだ。だが、王研究員は「UFO研究歴は40年になるが、人類に明らかな被害を与えたことはない」とコメント、不安に思う必要はないと話している。(翻訳・編集/KT)

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