中国とミャンマーが2プラス2協議

人民網日本語版    2018年1月18日(木) 20時0分

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中国とミャンマーの外務・防衛担当者による2プラス2協議が17日にミャンマー・ネピドーで行われた。

中国とミャンマーの外務・防衛担当者による2プラス2協議が17日にミャンマー・ネピドーで行われた。中国からは孔鉉佑外交副部長(外務次官)、邵元明軍事委員会連合参謀部副参謀長、ミャンマーからはチョー・ティン国際協力大臣、軍第1特戦局局長が出席した。ミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問、ミン・アウン・フライン軍総司令官が中国側代表団とそれぞれ会見した。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。

双方は▽中国ミャンマー関係は良好な発展基調を保っている。特に両国指導者は頻繁に接触し、新時期の包括的・戦略的協力の推進について重要な共通認識にいたり、両国関係の発展に新たな原動力を与えた▽双方は上層部の共通認識をしっかりと実行し、包括的・戦略的協力パートナーシップを新たな段階へと押し上げる必要がある――との認識で一致した。

双方はミャンマー北部情勢について意見交換したうえで、ミャンマー北部情勢の適切な管理・コントロール、中国ミャンマー国境地帯の平和・安定維持が、中国ミャンマー関係の平穏な発展及びミャンマー平和プロセスの順調な推進にとって重要な意義を持つとの認識で一致。このために外交、軍、公安、地方など既存の双方交流・協議制度を活用し、ミャンマー北部問題について意思疎通と調整を継続し、国境地帯の管理協力をさらに強化し、ミャンマー北部における中国側機関・人員及び重大プロジェクトの安全を確保し、国境地帯の安寧を共同でしっかりと維持するとした。

中国側はミャンマーの主権・独立と領土の一体性を尊重し、ミャンマーの国内平和プロセスの推進を支持すると重ねて表明。ミャンマー各者が「パンロン精神」を堅持し、連邦憲法の枠組で民族団結、高度の自治という政治的共通認識を早期に形成することを希望するとした。また、ミャンマー側と中国ミャンマー経済回廊の建設を加速し、ミャンマー北部を含むミャンマー全体の発展を後押ししたい考えを表明した。(編集NA)

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