<レコチャ広場>子供をペット扱い…子離れできない親のゆがんだ愛情―中国

Record China    2011年10月7日(金) 19時7分

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9月30日、北京中国人民大学政治学科の張鳴教授は「ペットとしての子供」と題した記事を中国のブログサイトに掲載した。中国では「一人っ子政策」の影響で子供を過度にかわいがる傾向が見られるが、張教授は親のエゴと指摘する。

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2011年9月30日、中国人民大学政治学科の張鳴(ジャン・ミン)教授は「ペットとしての子供」と題した記事をブログサイト・網易博客に掲載した。中国では一人っ子政策の影響で子供を過度にかわいがり、親が子供のために何でもする、親が子離れできない状況が見られるという。以下はその概要。

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昨今の中国では子供を過度に溺愛する傾向が強まっている。このような親は子供をいつまでも自分の手元に置き、子供のためならば就職先を世話してやったり、結婚相手を見つけたり、家まで購入する。子供の成績が悪くても、良い大学に入れなくても、あるいは大学に入れなくても気にしない。子供の将来には無関心で、ただ、子供が自分のそばで平穏に暮らしていればそれで満足なのだ。

このような親たちにとって、子離れは最大の苦しみだ。もし、成長した子供が両親から離れようとすれば、彼らは泣きわめき、子供を親不孝者と厳しく責める。昨今の国学ブームによって、このような両親たちはさらに新しい武器を手にしたとばかりに、「孔子曰く『父母在、不遠遊』(子曰く、父母在せば(いませば)遠く遊ばず)」と言って子供を縛り付ける。

子供を心のよりどころとする親にとって、“子育て”というものはある意味合いでは“ペットを飼う”ことと同義化してしまっている。親が子に安らぎを求めるあまり、過度にスポイルする。しかし親亡き後、甘やかされた子供はどうしたらよいのだろうか?親があらかじめ全てを準備しておいたとしても、不意の事態があったら、そんなふうに育てられた子供たちはそれに対応できるだろうか?当然、親たちはそんなに先のことまでは考えていないだろう。親が大事にしているのは、いま目の前の、自分の安らぎでしかない。

一見、子供のためを思う愛情に富んだ親のようでも、実はエゴイストである。彼らは子供の人生をさらに素晴らしいものにするためではなく、自分の存在意義、自分自身のために子供を溺愛しているのだ。(翻訳・編集/若林亜希)

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