日中が戦争になったらどうなるのか?日清戦争とは時代が違うことを肝に銘じよ―香港誌

Record China    2011年10月7日(金) 5時47分

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10月、香港誌・亜洲週刊(10月17日号)のウェブサイトに邱立本編集長のコラム「中国と日本が最終的に戦争になったらどうなるのか」が掲載された。写真は中国の海軍艦艇。

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2011年10月、香港誌・亜洲週刊(10月17日号)のウェブサイトに邱立本(チウ・リーベン)編集長のコラム「中国と日本が最終的に戦争になったらどうなるのか」が掲載された。以下はその内容。

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日中が最終的に再び戦争になったら、どうなるか?尖閣諸島問題で双方は一触即発の事態となり、「日中大戦」はもはや小説の中での出来事だと高をくくってばかりもいられなくなった。一部の軍事アナリストは早くも両国の軍事力の比較を始めたが、日中が戦争を始めれば、核戦争となり、第3次世界大戦へと拡大する可能性が高いことを忘れてはならない。

戦争が始まれば、日本は尖閣諸島や東シナ海沖で中国の原子力潜水艦や精度の高いミサイルに全滅させられるだろう。さらに米国が日米安保に基づき、第7艦隊に中国を攻めさせても、中国は中性子爆弾を使えば米空母も殲滅(せんめつ)させることができる。核戦争というパンドラの箱が開いてしまえば、米国も中国に核攻撃を仕掛け、最終的には双方が全滅して終わるだろう。

新たな冷戦の亡霊がアジア上空を徘徊(はいかい)している。今の東アジア情勢は冷戦時代に戻ったようだ。日米韓が連携して中国を包囲し、中国の海・空軍力を第一列島線内に封じ込めようとしている。一方、中国はロシアと手を組み、共同でこれに対抗。また、北朝鮮で最近後継者に決まった金正恩(キム・ジョンウン)氏も中国の支持を受けている。

日本人は再び原爆を落とされたいとは思わないだろう。だが、もはや19世紀の日清戦争や1930年代の日本の中国侵略戦争とは違う。中国は今や、原爆も水素爆弾も中性子爆弾も持っているのだ。それなのに歴史はまるで呪いのように、教訓を生かそうとしない政策決定者を時代の落とし穴に陥れようとしている。(翻訳・編集/NN)

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