尖閣諸島沖での衝突事件から1年、日中間の防衛交流が再開―日本メディア

Record China    2011年10月5日(水) 6時49分

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3日、海上自衛隊とアジア太平洋諸国の海軍の若手幹部たちが、海洋を巡る問題について話し合う会合が東京都内で始まった。中国海軍の幹部も参加し、2010年秋に発生した尖閣諸島沖での衝突事件の後、途絶えていた日中間の防衛交流が再開した。写真は青島の新兵。

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2011年10月3日、海上自衛隊とアジア太平洋諸国の海軍の若手幹部たちが、海洋を巡る問題について話し合う会合が東京都内で始まった。会合には中国海軍の幹部も参加し、2010年秋に発生した尖閣諸島沖での衝突事件の後、途絶えていた日中間の防衛交流が再開した。環球網が伝えた。

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この会合は、毎年開かれているもので、今年は米国オーストラリアのほか、去年参加を辞退した中国など20か国の若手幹部が参加した。参加者たちは、12日間の日程で、海賊や海底資源の開発など海洋を巡る問題や、不測の事態を避けるための連携の取り方などについて話し合うことになっている。

東京目黒にある海上自衛隊幹部学校では3日、開会式が開かれ、高島辰彦副校長が「率直に意見を交換し、お互いの理解を深め、友好的なネットワークを築けることを期待している」と述べた。

自衛隊と中国の軍の間では、今回の会合に加え10月19日から日本の財団法人が主催する交流行事も行われる予定となっている。(翻訳・編集/AN)

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