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米国市場で相次ぐ中国締め出し、ECサイト淘宝やスマホのファーウェイも、中国側は「保護主義」を非難

配信日時:2018年1月21日(日) 16時0分
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米国市場からの「中国締め出し」が相次いでいる。ECサイト・淘宝は悪質市場リストに指定され、通信機器大手ファーウェイの米国でのスマホ販売計画も頓挫した。中国側は「保護主義勢力の台頭」を非難している。写真は中国国内のファーウェイの販売店。

最近、米国市場からの「中国締め出し」が相次いでいる。米通商代表部は中国のECサイト・淘宝(タオバオ)を偽造品の販売などを理由に悪質市場リストに指定。通信機器大手ファーウェイ(華為技術)の米国でのスマートフォン販売計画も頓挫した。中国側は「保護主義勢力の台頭」を非難している。

AFP通信などによると、ファーウェイは米AT&Tを通じて携帯端末の米国販売を計画していたが、安全リスクを問題視され、計画が頓挫したという。昨年12月20日、米国議会の情報委員会はファーウェイや中国のスパイ活動に対して懸念を示す文書を公表している。

ファーウェイは以前にも中国軍や中国共産党との関係が取り上げられ、米国議会でネットワーク機器の輸出が反対されている。販売が認可されないのは、同社が民間企業ではあるものの国有企業とも緊密な関係にあり、中国の軍需産業に深く関わっているからだとの分析もある。

中国商業部は声明で、ファーウェイとAT&Tの提携計画はまっとうなビジネスだとし、それが頓挫させられたのは米国で保護主義勢力が台頭しているからだと非難。中国メディアによると、ニューヨーク市立大学の夏明教授は、それ以上に政治的な要因が大きく影響していると指摘した上、トランプ米大統領が「米国第一主義」を掲げ、保護主義的貿易政策を推し進めていることから、計画が中断に追い込まれたのはそのせいだとみている。

米国のラジオ・フリー・アジア(RFA)中国版ウェブサイトによると、米通商代表部は偽造品や海賊版などを販売している疑いのある「悪名高き市場」リストを公表。アジア最大のショッピングサイトとされる淘宝も含まれている。淘宝については、運営しているアリババグループが一定の対策を講じているとしつつも、権利を侵害している商品の販売抑止には課題が残っているとしている。

これに対し、アリババグループは「保護主義の台頭によってわれわれはまたも政治的な犠牲者となった」と反発。リストは知的財産保護の目的を失い、米国政府の貿易政策の道具になったと批判している。

米CNNは14日、中国政府が先週発表した統計で昨年の中国の対米輸出額が15%の大幅増となり、中国の対米貿易黒字が過去最高を記録したと報道。「この結果はトランプ大統領を慌てさせるだろう」と伝えた。中国メディアは「米国の原則は上から知的財産権条項で、下からは双反(反ダンピング関税と反補助金関税)で中国を揺さぶることだ」と警戒。米中間の貿易紛争が増えると危ぐしている。(編集/日向)

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