2011年10月1〜7日、中国は国慶節（建国記念日）の大型連休にあたるが、中国本土から観光客70万人が期間中に香港を訪れる見込みだ。香港旅游発展局と旅游業議会が予測を明らかにした。1人平均6000香港ドルを消費する仮定すると、7日間で42億香港ドル（412億円）の消費が見込まれるという。新華網の2日付の報道。

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あるアンティーク時計店の店主は、中国本土から訪れるコレクターの年齢層に変化が生じていると話す。若年化が進み、現在は30歳前後の顧客が中心。海外留学から帰国した人や、事業で成功した人などが多く訪れており、期間中の販売増が期待されるという。こうした高級品のほかには化粧品や電子機器が中国人観光客の人気品目だ。

ワールドトレードセンターや上水広場、イーストポイントシティでは、中国本土の雑誌と提携し、1日から3日連続で中国本土のキャリア層OLを対象としたショッピングツアーを催すなど、各デパートも期間中の中国本土観光客の呼び寄せに力を入れている。（翻訳・編集/岡田）