中国と米国は宇宙事業で協力し合うことができるか?―米メディア

Record China    2011年9月30日(金) 8時40分

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29日、米スペースニュース電子版は、「中国とアメリカ、宇宙事業で協力もしくは競争か?」と題した文章を掲載し、中国が宇宙事業の大きな第一歩を踏み出したことに触れ、いま米国は大きな選択を迫られているとした。写真は「天宮1号」の打ち上げ。

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2011年9月29日、米スペースニュース電子版は、「中国とアメリカ、宇宙事業で協力もしくは競争か?」と題した文章を掲載し、中国が宇宙事業の大きな第一歩を踏み出したことにふれ、いま米国は大きな選択を迫られているとした。環球網が伝えた。

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中国は2003年に有人宇宙飛行船の打ち上げに成功し、宇宙事業で先を行く米国、ロシアの仲間入りをした。さらに中国は、独自の宇宙ステーション建設の第一歩となる「天宮1号」を打ち上げ、11月に打ち上げ予定の「神舟8号」と中国史上初となるドッキング作業を試みる。

中国のこうした宇宙事業への積極的な参入と発展とは対照的に、米国は今年夏、30年間の宇宙事業計画を終了している。米国は現在宇宙事業で世界一の技術力を誇っているが、今後、その地位を維持し続けることが出来るかどうかわからない。

中国と米国が、宇宙事業で協力するにしろ、1960年代の米国と旧ソ連のように競争しあうにしろ、どちらもメリットとデメリットがある。中国は米国との協力関係により技術面での収穫を得ることができるだろうし、米国も一定のコントロールを保持しながら、中国との共同事業を行うことにより、中国への理解を深めることができるだろう。しかしながら、宇宙事業に関する技術を中国と共有するのは危険だといった意見もある。(翻訳・編集/AN)

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