2011年9月28日、歌手の近藤真彦が香港で、25年ぶりのコンサート開催をPRした。新報が伝えた。

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84年〜86年にかけて香港でコンサートを3回開催している近藤だが、今年12月11日に25年ぶりとなるステージ「Matchy Live In Hong Kong 2011」を開催予定。1日で2公演が行われるが、47歳という年齢から体力面での心配を聞かれると、「2日間で9ステージやったことがあるし、絶対に大丈夫」と自信を見せていた。また、今回のコンサートには「たのきんトリオ」で一世を風靡した盟友、ギタリストの野村義男も参加する。

80年代には、香港をはじめとする中華圏でも絶大な人気を誇った。近藤のヒット曲をリメイクしたことがきっかけで、深い交友関係を結んだ女性歌手アニタ・ムイ（梅艶芳）とは、恋の噂もささやかれた。03年末、子宮頚がんのため40歳の若さで死去したアニタだが、自分の命が長くないことを知り、死の半年前に日本まで近藤に会いに行っている。生前には“生涯で最も愛した男”について、近藤を思わせる人物像を語っていた。

過去に何度か、アニタの墓参りのため香港入りしてきた近藤だが、今回のコンサートにもアニタと共通の友人が応援に来てくれる予定だという。また、アニタとの思い出について、「彼女が歌う僕のカバー曲を聴いた時、本当にすばらしいと思った。彼女の弟子になりたいくらい」としみじみ語っていた。（翻訳・編集/Mathilda）