<中華経済>10月からエコカー補助政策施行も、基準達成の対象わずか37車種―中国

Record China    2011年9月28日(水) 6時28分

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27日、 中国で10月1日から始まる新しいエコカー購入補助金政策を前に、当局がエコカー目録を発表した。基準を満たしたのは、わずか37車種だった。

2011年9月27日、 中国で10月1日から始まる新しいエコカー購入補助金政策を前に、当局がエコカー目録を発表した。基準を満たしたのは、わずか37車種だった。中国の各メディアが伝えた。

以前のエコカー認定基準は、排気量1.6L以下の小型車のうち、100キロあたりの燃費が6.9L以下の車種で、427車種あった。しかし新政策では燃費基準が6.3L以下に厳しくなったため、基準をクリアしたのは以前の10分の1以下となる37車種にとどまった。

業界では、自主ブランド車が最も影響を受けると思われていたが、今回目録に登録された37車種のうち17車種が自主ブランド車だった。最も多かったのは奇瑞汽車の7車種で、比亜迪、江淮、東風、長安汽車も目録入りした。

一方で、今までエコカー認定車が10車種以上あった北京現代、広汽ホンダ、華晨汽車、東風悦達起亜、東南汽車、一汽トヨタ、長安鈴木、長城汽車など約30社の車は、今回ひとつも基準をクリアしていない。

上海の自動車市場では、現在までに駆け込み需要は発生しておらず、販売代理店のセールス担当者は「消費者のほとんどは、新基準をクリアしたより燃費の良いモデルが発売されるのを待っているようだ」と話す。メーカー側も急ピッチで研究開発を進めており、対象車種は今後ますます増える見込みだという。(翻訳・編集/JX)

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