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「平昌五輪で南北合同チーム結成」文大統領への冷たい視線、外国にまで拡散

配信日時:2018年1月18日(木) 17時20分
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18日、韓国メディアによると、平昌五輪で女子アイスホッケーの「南北合同チーム」を結成することについて、韓国内で反対世論が広がっている。資料写真。

2018年1月18日、韓国・スポーツソウルによると、平昌五輪で女子アイスホッケーの「南北合同チーム」を結成することについて、韓国内で反対世論が広がっている。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が自ら説得を試みるも、韓国国民は相変わらず冷たい反応を示しており、この問題に外国メディアまでが高い関心を寄せているという。

文大統領は17日、女子アイスホッケー韓国代表選手らと昼食会を開くため、忠清北道にある五輪選手村を訪問した。その目的は世論調査で約80%が反対した女子アイスホッケーの「南北合同チーム」結成計画を推し進めたことについて自ら説明するため。前日には女子アイスホッケー韓国代表を率いるカナダ人監督が「ニュースで聞いて衝撃を受けた。組織力に問題が生じる可能性があり、韓国人選手にダメージが及ぶ」と話し、さらに波紋が広がっていた。

文大統領は韓国代表選手らに対し「合同チームを作って戦力が高まるとは考えていない。むしろチームワークを育むのにさらなる努力が必要かもしれない。しかし、南北が1つのチームを作って競技すること自体が歴史の名場面となり、国民と世界の人たちがその姿に感動するだろう」などと述べ、終始、南北合同チーム実現への強い意欲を示したという。

しかし、韓国の世論は相変わらず冷たい反応を示しており、ネット上では南北合同チームに反対する声が圧倒的に優勢。大統領府には合同チーム結成に反対する請願が寄せられ、多くの賛同を集めているという。

さらに、同問題は海外にまで広がっている。韓国と大会初戦で対戦するスイスは合同チーム結成について「世界の政治的な側面では肯定的だが、スポーツの観点では賛成できない。もし南北合同チームに限って増員を認めるなら公正でなく、競争を歪曲(わいきょく)し得る」とし、反対の立場を示した。1次リーグ最終戦で韓国と対戦する日本も同問題について否定的と報じられている。

メディアも同問題を扱っている。11日に女子アイスホッケーの「南北合同チーム」結成計画のニュースをどこよりも早く伝えた「インサイド・ザ・ゲームズ」は17日、合同チームのエントリー拡大が「特別扱い」であることを指摘。ロイター通信も「合同チーム推進に韓国は冷たい反応」と題する記事で、合同チームに懐疑的な目を向ける韓国世論の雰囲気を伝えた。

この報道に寄せられた韓国ネットユーザーの意見は、やはり合同チームに反対するものが多い。中でも「口では『国民の意見を聞く』と言っているけど、実際は意地っ張りで融通がきかない」「選手たちの汗と努力を自分のショーのために簡単に無駄にする人」「大統領のしていることは説得ではなく脅迫だ」「いつから五輪が政治的道具になったの?実現不可能なことばかり話す大統領は偽善者」「五輪を利用した政治ショー」など文大統領への批判的な声が多数を占めた。さらに「韓国国民はまたろうそくを掲げなければならないのか?」「今回のことについて、韓国国民は必ず大統領の責任を追及する」などと弾劾運動を示唆するコメントも。

一方で、少数ではあるが「韓国国民の願いは統一。みんなで応援しよう」「韓国政府は北朝鮮のエリート選手を呼ぶために努力しているし、外国人はむしろ合同チームに興味津々。メディアに振り回されてはいけない」など合同チームに好意的な意見も見られた。(翻訳・編集/堂本

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