昨年は全世界で武器販売が激減、中国は世界第5位に―米メディア

Record China    2011年9月27日(火) 11時21分

拡大

26日、米紙ニューヨーク・タイムズは、米国政府発行の調査報告書の内容を紹介し、世界的な経済危機により各国の財政が圧迫され、昨年の軍事用設備、武器の販売が激減したと報じた。写真は中北大学で行われた武器展示会。

(1 / 4 枚)

2011年9月26日、米紙ニューヨーク・タイムズは、米国政府発行の調査報告書の内容を紹介し、世界的な経済危機により各国の財政が圧迫され、昨年の軍事用設備、武器の販売が激減したと報じた。新華網が伝えた。

その他の写真

報告書によると、2010年の世界の武器販売総額は404億ドル(約3兆833億円)で、2009年の652億ドル(約4兆9786億円)よりも38%減少し、2003年以来の低い数字となった。経済状況の悪化から、軍事予算を削り、高価な新型武器や大型武器の購入を延期、中止する国が増えたことが要因とされている。

このような状況ではあるものの、米国は同年、世界市場シェアの52.7%を占める213億ドル(約1兆6264億円)相当の武器を販売し、首位を保持した。第2位のロシアは19.3%、78億ドル(約5956億円)、それ以下はフランス、英国、中国、ドイツ、イタリアが続いている。

これら武器の販売対象国は、発展途上国がその多くを占めている。首位のインドは58億ドル(約4430億円)、台湾は27億ドル(約2062億円)、サウジアラビアは22億ドル(約1680億円)の購買契約をそれぞれ締結している。それ以下は、エジプト、イスラエル、アルジェリア、シリア、韓国、シンガポール、ヨルダンなどが続いてる。(翻訳・編集/AN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携