2011年9月22日までに、中国自動車流通協会の沈栄副秘書長は、メディアのインタビューに対し、中古車販売に関する国家標準が早ければ年内にも発表される見通しであることを明らかにした。中国の各メディアが伝えた。

現在の中古車市場の状況について沈副秘書長は、「車両に関する情報が不正確で信用性に欠けている上、アフターサービスも十分でない」と述べ、これが中古車市場の健全な発展を妨げる原因だと断言した。

現状の改善に向け同協会は、中古車販売に関する標準の制定作業を実施。査定標準や中古車販売店の開業基準などは、すでに商務部の批准を得ており、早ければ年内にも当局から発表される見通しだという。

北京自動車流通協会のまとめによれば、北京市では2年連続で中古車販売台数の成長率が新車を上回っており、今年6月には初めて中古車の販売台数が新車を越える状況となっている。（翻訳・編集/JX）