中国・朝鮮族の20%が韓国に移住、言葉の壁もなく各分野で活躍―韓国紙

Record China    2011年9月21日(水) 7時3分

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19日、中国の少数民族・朝鮮族の約20%にあたる200万人が韓国に在住していることが分かった。中国語と韓国語が話せ、両国の文化に通じていることから、各分野で活躍しているという。写真は6月、端午節に民族衣装を着てブランコ乗りをする朝鮮族の女性たち。

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2011年9月19日、韓国紙・朝鮮日報によると、中国の少数民族・朝鮮族の約20%にあたる200万人が韓国に在住していることが分かった。中国語と韓国語が話せ、両国の文化に通じていることから、各分野で活躍しているという。

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ソウルで働く洪さんは美容院で中国吉林省延辺朝鮮族自治州なまりの男性美容師と出会った。彼は中国の朝鮮族だ。彼らは美容院だけでなく、運転代行、コンビニなど様々な分野に進出している。「言葉が通じるから、技術さえあれば雇いますよ」と話すのは男性専用美容院をチェーン展開する会社の関係者。

若者のアルバイトが多いコンビニも中国の朝鮮族が占めるようになった。朝鮮族だけでなく漢族の中国人留学生も多い。「韓国人学生は数日で辞めてしまうので、今は7人の中国人留学生を雇っています」とあるコンビニの店長が話す。

朝鮮族が韓国で選ぶ仕事イコール単純労働ではなくなった。中国の朝鮮族は他の外国人と比べ、容姿も韓国人と似ているし、韓国語でのコミュニケーション能力も問題ない。90年代には漢方薬の材料を扱う商売で細々と暮らしていた朝鮮族も今ではすっかり韓国に根を下ろし、その子どもたちが大企業や学界、法曹界で活躍する例も目立ってきた。

サムスン電子の顧問弁護士も中国の朝鮮族。中国地区の法律業務を任されている。彼らはもともと中国で弁護士をしていたが、韓国留学を経て韓国の法律事務所に就職した。韓国の大企業でも中国業務が増えており、朝鮮族に対するニーズは年々高まっているという。(翻訳・編集/NN)

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