<中華経済>自動車部品のリサイクル拠点を拡大、対象品目を増やし産業化図る―中国

Record China    2011年9月17日(土) 7時17分

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16日までに、中国国家発展改革委員会は、自動車部品のリサイクル拠点を拡大し、対象となる部品の種類を増やして産業化を進める方針を発表した。

2011年9月16日までに、中国国家発展改革委員会は、自動車部品のリサイクル拠点を拡大し、対象となる部品の種類を増やして産業化を進める方針を発表した。中国の各メディアが伝えた。

通知によれば、リサイクルモデル地域の拡大にあわせ、対象製品も増やす方針で、従来のエンジンとトランスミッションに加え、ドライブシャフトや燃料ポンプなども対象となったほか、トラクターやコンバインといった農業機械も新たに追加された。

また当局は、リサイクル技術に関係する冶金、鉱山、化学工業分野の企業を支援する方針を示し、モデル企業の重点プロジェクトには資金援助を行うとした。

同時に、使用済み製品の回収とリサイクル製品の販売を促進するため、自動車販売店と協力してネットワークを拡充するとした。リサイクル製品には専用のラベルを取り付けることで、基準をクリアした安全な製品であることを保証する。

この政策について自動車業界の専門家は「リサイクル部品が普及するか否かは、当局の監督管理能力にかかっている」と指摘する。欧米諸国では、自動車メーカーがリサイクルの責任を負っており、すでに数十年もの運用実績がある。(翻訳・編集/JX)

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