昔は日本人、今は中国人!パリのデパートが観光客獲得に奮闘―米紙

Record China    2011年9月17日(土) 19時24分

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15日、パリの大手百貨店はツアーで訪れ買い物をする中国人顧客を獲得するために様々な努力と工夫をしている。写真はパリのデパート。

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2011年9月15日、ニューヨーク・タイムズは、パリの賑やかさと豪華さは一度は日本人とロシア人のものになったが、今やそれらは日増しに豊かになる中国人のものになりつつあると指摘した。環球時報(電子版)が伝えた。

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この数カ月、パリの街は群れをなして買い物をする中国人観光客に「占領」されたようだ。フランス観光開発機構(france guide)によると、中国の個人ビザは高額で制限も多いため、多くの中国人は中国で10〜15日の団体ツアーに参加し、買い物天国・パリを訪れる。

パリを訪れるアメリカ人は中国人よりも多いが、消費金額は平均で中国人の約40%であり、それほど多くはない。データによると、2010年、中国人はフランスで89億ドル(約6830億円)を消費し、2009年に比べ60%の増加だった。

特に資本主義の輝きを放つギャラリー・ラファイエット百貨店やプランタンは、パリを訪れる中国人観光客に愛されている。これらの店は中国市場を重視し、中国から来るVIP顧客を獲得するために様々な努力と工夫をしている。中国で巨大広告を投入したり、観光機構と密接な協力関係を築き、中国大使館や商業機構と良好な関係を保っている。さらに、中国語を話せるスタッフを多く雇用し、デパート内に中国語のフロアマップや中国語ガイド、専用のショッピングルートなどを設け、並ばずに会計できるなど、便利に買い物できるようにしている。

また、中国人の顧客にとっては、店で中国銀聯(ユニオンペイ)発行のデビットカードやクレジットカードを使用でき、付加価値税の返還を受けられるのも魅力的だ。(翻訳・編集/若林亜希)

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