「中国への牽制だ」日本・フィリピン海洋協議に中国メディアが不快感―中国

Record China    2011年9月14日(水) 8時57分

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9日、東京で、日本・フィリピン海洋協議が開催された。中国メディは南シナ海問題を念頭に中国に対抗する動きと評し、不快感を示している。写真は中国南洋艦隊の艦艇。

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2011年9月9日、東京で、日本・フィリピン海洋協議が開催された。中国メディアは南シナ海問題を念頭に中国に対抗する動きと評している。13日、国際在線が伝えた。

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9日、第1回日本・フィリピン海洋協議が開催された。日本側から岡浩・外務省アジア大洋州局南部アジア部参事官のほか外務省、内閣官房総合海洋政策本部事務局、防衛省及び海上保安庁の関係者が出席。フィリピン側からはヘンリー・ベンサルト海事海洋問題委員会事務局長のほか、外務省及び沿岸警備隊の関係者が出席した。防衛当局間及び海上保安機関間の強力強化で意見を一致させた。

国際在線は近年、日本が南シナ海問題について関与を強めていると指摘。その例として、今年7月にブルネイ付近で実施された日米豪合同軍事演習をあげた。演習の意図は中国の牽制であることは明らかで、対中軍事行動と世論の圧力という包囲網を形成する狙いがあったと分析している。

あるアナリストは、日本はフィリピンとの協議に3つの狙いを持っていると指摘する。第1にフィリピンとの関係を強化し、東南アジアでの発言権を強めること。第二に南シナ海問題への関与を通じて中国と対抗、尖閣問題のカードとすること。第三にロシア艦艇の宗谷海峡通過など、領土問題で韓国とロシアの強硬姿勢に悩まされている日本政府が、フィリピンとの交渉を成果に国内の批判を和らげたいという考えだという。(翻訳・編集/KT)

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