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8日、中国のスーパーで販売されていた米や野菜から使用が禁止されている殺虫剤成分が発見されたことが分かった。写真は北京市内のスーパー、テスコ。
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2011年9月8日、BBC中国語サイトによると、国際環境保護団体グリーンピースの調査で、中国のスーパーで販売されていた米や野菜から使用が禁止されている殺虫剤成分が発見された。
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中国国内のスーパー、テスコやロータス、聯華スーパーで販売されていた量り売りの米やイチゴ、ニラなどから複数の残留農薬が検出された。この中にはカルベンダジムやメタミドホスなども含まれており、グリーンピースは「検出された成分には世界保健機関(WHO)が高度な危険性を指摘している胎児や男性の生殖機能に影響を与える化学物質も含まれていた」と発表した。
このため、グリーンピースはスーパー3社に対して、農薬に対する制御措置を即刻採用し、消費者に対する食品の安全を保証するよう求めた。これに対し、テスコの担当者は「すでに関連の報告を受けているが、現在事実確認を行っている」と回答している。
中国ではここ数年、食品の安全性に関する事件が頻発している。最近発生した事件の中で最も深刻だったものには、少なくとも乳児6人が死亡し、30万人以上の健康に影響を与えた08年の汚染粉ミルク事件がある。(翻訳・編集/HA)
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