パンダのふんで“国宝級緑茶”、四川省の男性が考案「抗がん効果も」―中国

Record China    2011年9月7日(水) 5時53分

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5日、四川省に住む男性がこのほど、パンダのふんで育てる「パンダ茶」を考案した。写真は同省のジャイアントパンダ保護区。

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2011年9月5日、四川省に住む男性がこのほど、パンダのふんで育てる「パンダ茶」を考案した。価格は500g約22万元(約264万円)と高級緑茶の10倍以上だが、このほど同省当局に特許も認定された。男性は「国宝のパンダのふんで育てる茶は世界で最も貴重」と自信満々だ。四川在線が伝えた。

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パンダ茶を考案したのは、自称「がん治療専門家」の四川大学教師・安石(アン・シー)さん。安さんはパンダの胃は消化吸収力が弱く、食物の栄養の7割がそのまま排出されてしまうことに着目。「栄養豊富で茶も育ちやすい」と考えた。緑茶とパンダの主食である竹にはいずれも抗がん作用があると考えられているため、安さんは「パンダ茶は二重の効き目がある」と推測。「パンダ飼育や茶栽培の専門家に依頼し、抗がん効果を実証したい」と話している。

中国でパンダのふんはさまざまな用途に用いられている。地元四川省では工芸用紙や祝賀カード、河南省の美術館にはパンダのふんで作ったビーナス像が展示されたことも。香港にはふんから作ったトイレットペーパーまであるそうだ。(翻訳・編集/AA)

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