2011年9月6日、外電は、米銀大手バンク・オブ・アメリカ（BOA）の放出した中国建設銀行株を買い取った機関投資家は、中国国家外匯局、全国社会保障基金理事会（社保基金）、中信証券だと報じた。中国の各メディアが伝えた。

香港証券取引所の資料によると、BOAは8月31日と9月2日、中国建設銀行株130億7700万株を機関投資家と海外のファンドに1株4．94香港ドルで売却した。

建設銀行関係者は先ごろ、BOA が機関投資家に81．5億株、海外のファンドに49．2億株を売却すると明らかにしていた。

一方、シンガポール国営投資会社のテマセク・ホールディングスはこのほど、建設銀行のH株44億株を4．94香港ドルで買い増す報告を行った。テ社の買付価格はBOAの売却価格と同じで、BOAから買い取ったとみられる。（翻訳・編集/JX）