中国人投資家の広大な土地取得計画、アイスランド大統領は「歓迎する」―英メディア

Record China    2011年9月7日(水) 0時8分

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5日、中国の大富豪がアイスランドで広大な土地を購入しようとしている問題で、アイスランド大統領が「歓迎」の意を示していることが分かった。写真は9月、天津で開かれた夏季ダボス会議に出席したアイスランドのグリムソン大統領。

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2011年9月5日、中国の大富豪がアイスランドで広大な土地を購入しようとしている問題で、アイスランド大統領が「歓迎」の意を示していることが分かった。英フィナンシャル・タイムズの中国語版ウェブサイトが伝えた。

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記事によると、アイスランドのオラフル・ラグナル・グリムソン大統領は「中国とインドは建設的な方法でアイスランドに支援の手を差し伸べてくれた。欧州諸国の非友好的な態度とは全く違う。米国など影も形も見えなくなった」と述べ、「歓迎」の意を示した。

中国の大富豪、中坤集団の黄怒波(ホアン・ヌーボー)理事長がアイスランド東北部に約1億ドル(約76億円)を投じて300平方キロメートルの土地を購入し、観光地化する計画であることが先月末に複数メディアの報道で明らかとなり、注目を集めていた。

300平方キロメートルといえば、アイスランド国土の0.3%に当たる広さ。しかも、黄理事長は共産党機関で働いていた経歴を持つ。そのため、慎重に判断すべきとの意見も政府内からはあがっているが、同大統領は「中国からの投資を断る理由は見当たらない」としている。

こうした動きに対し、黄理事長は2日、「今回の投資計画が通らなければ、中国の他の投資家にマイナスのシグナルを与えることになる」との見解を示している。(翻訳・編集/NN)

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