中国自動車産業、年9%成長数年続く=西部地区がけん引、6年後に生産台数倍増へ―米コンサル会社

Record China    2011年9月6日(火) 8時1分

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5日、コンサルティングファーム大手のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)はこのほど、中国の自動車産業は今後数年に渡って年9.3%もの成長を続け、2017年には生産台数が現在の2倍の2700万台に達するとの試算を発表した。

2011年9月5日、コンサルティングファーム大手のプライスウォーターハウスクーパース(PwC)はこのほど、中国の自動車産業は今後数年に渡って年9.3%もの成長を続け、2017年には生産台数が現在の2倍の2700万台に達するとの試算を発表した。特に地方の3線級都市で自動車需要が急増し、今後は西部地域が自動車産業をけん引するという。中国の各メディアが伝えた。

PwCによれば、2010年の3級都市の1人当たり平均可処分所得は、小型車が購入可能な4万元に達したと指摘。さらに国内には人口100万人以上の大都市が約130都市あるが、2025年には220都市まで増える見込みで、購買層は今後も厚みを増すとした。

また、2015年には中国で総資産額100万ドル超の富裕層が100万人を突破する見通しで、アウディ、BMW、クライスラーなどは新富裕層を狙って17年までに現地生産台数を50%増の300万台まで引き上げる計画だという。

さらに中国の消費者の消費行動は間もなく転換期を迎えると見ており、欧米スタイルへの憧れから沿海部を中心にハッチバック、ツーシータースポーツカー、キャンピングカーといった車に興味を持つ層が増えると予想している。(翻訳・編集/JX)

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