仮病で欠勤した経験、中国人は7割が「あり」で世界トップ=少ない有給休暇が原因―労務調査

Record China    2011年9月5日(月) 12時36分

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3日、労働力管理ソリューション大手のクロノスがこのほど行った調査によると、71%の中国人が仮病で仕事を休んだことがあると答え、世界トップだった。写真は広州。

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2011年9月3日、労働力管理ソリューション大手のクロノスが行った調査によると、71%の中国人が仮病で仕事を休んだことがあると答え、世界トップだった。法制晩報が伝えた。

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中国に次いでインド(62%)、オーストラリア(58%)、カナダ(52%)、アメリカ(52%)、イギリス(43%)、メキシコ(38%)と続き、最も低い国はフランスの16%だった。フランスは年次有給休暇が30日と多く、それに比べて中国は10日前後しかないというのが原因だという。同社労働力研究所のマロニー所長は、年次有給休暇が比較的多い国では仮病を使って休暇を申請する人は少なく、年次有給休暇が少なかったり休暇をとると給料が差し引かれたりする国では仮病を使う率が高いという結果が出たと指摘した。

また、なぜ仮病を使って休暇を取るのかという問いに対しては、世界で最も多かった回答が「プレッシャーが大きく、1日休みたかった」というもの。これが原因で休暇を取る割合は、カナダの71%をトップにアメリカ(62%)、中国(60%)、イギリス(57%)、フランス(53%)、オーストラリア(51%)、メキシコ(46%)、インド(44%)と続いた。

仮病で休んだ時は家でテレビを見たり睡眠を取る人が多く、欠勤率を下げるにはどうすればよいかという問いには半数近くの中国人が有給休暇を増やすべきだと回答した。(翻訳・編集/中原)

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