2011年9月1日、通信キャリア大手の中国電信は、「天翼」ブランドのクラウドコンピューティング・サービス戦略を発表した。2012年にクラウド・メインフレーム・サービスや、サーバー管理などを全国で手がける。中国の通信キャリアのうち、クラウドコンピューティング・サービス戦略を発表したのは同社が初めてという。中国の各メディアが伝えた。

同社は2009年「翼クラウド計画」プロジェクトを立ち上げ、クラウドコンピューティングの専門部署を設立。既に多くの顧客にサービスを提供している。また、全国データセンターなど既存のインフラを活用し、中国全土をカバーするクラウド・コンピューティング・センターも開設済み。2015年までにサーバー数百万台規模の高性能仮想メインフレームとなる。（翻訳・編集/JX）