<中国人が見た日本>今後の日中関係はひどいものにはならない

Record China    2011年9月2日(金) 10時23分

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8月30日、「ポスト菅時代」の日中関係について考察した記事が中国のブログサイトに掲載された。写真は中国人民解放軍海軍の練習艦「鄭和」と護衛艦「洛陽」。

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2011年8月30日、「ポスト菅時代」の日中関係について考察した記事が中国のブログサイト・鳳凰博報に掲載された。以下はその内容。

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菅直人氏の後継争いでは5人の候補者が名乗りを上げ、野田佳彦氏が選出された。日米関係はさらに良くなり、日中関係にも劇的な変化が生じるのではないか。

歴代首相を振り返れば就任前の評価が当てにならないのは良く分かる。タカ派で右派の安倍晋三氏がその典型的な例だ。安倍氏は首相就任前、歴史問題でしょっちゅう日中関係の限界ラインに触れ、中国の政界やマスコミから批判を受けていた。ところが、首相になった途端、最初の外遊先に中国を選択。小泉純一郎氏時代にすっかり凍ってしまった日中関係を正常に戻した。いわゆる「氷を砕く旅」だ。だが、安倍氏は首相の座を降りた途端、再び右派に戻っている。

これと正反対だったのが菅氏だ。菅氏は首相就任前、何度も中国を訪れており、有名な「親中派」だった。ところが、首相在任中は歴史問題で親中ぶりを発揮したものの、米国がアジアに戻るための手先として活躍。フィリピンやベトナムなどの国と結託し、中国を東シナ海から南シナ海に至るまで周辺諸国との主権争いへと陥れた。日本の新防衛白書は中国脅威論を強調している。

いずれにしろ、「ポスト菅時代」の日中関係はそれほどひどいものにはならないだろう。(翻訳・編集/NN)

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