葬祭品の紙製バッグ、“偽ブランド”と疑われ逮捕―米国

Record China    2011年8月27日(土) 12時19分

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25日、ニューヨークの葬祭用品店で紙製の“ブランドバッグ”を売っていた男性が、商標違反の疑いで当局に一時拘束されていたことが分かった。写真は広西チワン族自治区の葬祭用品市場。お札から高級たばこ、不動産、通帳まで、さまざまな紙製品が売られている。

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2011年8月25日、米華字紙・僑報によると、米ニューヨーク・マンハッタンの葬祭用品店で紙製の“ブランドバッグ”を売っていた男性が、商標違反の疑いで当局に一時拘束されていたことが分かった。男性が売っていたバッグは、中華圏で死者を弔う際によく使われる供え物の一つ。思わぬ文化摩擦?で、男性はとんだとばっちりを受けた格好だ。

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中華圏では葬儀や法事の際、死者があの世で幸せに過ごせるよう、紙で作られた家や自動車、お札やアクセサリーなどを燃やす習慣がある。男性は今月23日、マルベリー・ストリートの店先でこれらの葬祭用品を売っていたところ、「偽ブランドバッグだ」と指摘されて身柄を拘束された。翌日釈放されたものの疑いは晴れず、10月に出廷して事情を説明するよう求められている。

騒ぎはたちまち注目を集め、ニューヨーク・タイムズの記者が取材に訪れるまでに。紙の供え物は金銀宝飾から召使いの紙製人形までさまざまで、ニューヨークっ子を驚かせている。男性の弁護士は「紙なのに逮捕なんて。(中華系の)われわれにとっては大切な人たちへの贈り物。話にならない」と話している。(翻訳・編集/AA)

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