中国でも大ヒットの映画「ハリー・ポッター」=それでももうからない理由―中国紙

Record China    2011年8月23日(火) 16時20分

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21日、中国経営報は記事「映画ハリー・ポッター産業チェーンにおける中国海賊版の略奪」を掲載した。写真は「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」のポスター。4日、中国封切り当日の興収は6000万元弱に達した。

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2011年8月21日、中国経営報は記事「映画ハリー・ポッター産業チェーンにおける中国海賊版の略奪」を掲載した。

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8月4日、中国で映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」が公開された。中国でも映画は大ヒットしている。公開に合わせて魔法のつえや百科全書などのグッズも販売が始まったが、売れ行きは芳しくないという。それもそのはず、正規版の数分の1という値段で海賊版が出回っているからだ。

ハリー・ポッターやディズニー映画はグッズ販売で利益を上げるモデルを採用している。中国の大ヒットアニメ「喜羊羊と灰太狼」も収益の70%弱はグッズ関連のものだという。玩具企業と契約し、契約料と売り上げの一定率をもらう方式が主流だ。

だが、版権ビジネスは中国ではなかなか成り立たない。版権コストがかからない安い海賊版が大量に出回るためだ。大都市では正規版が売れる余地はまだ残されているが、中小都市や農村にいけば、そこには海賊版の天下が広がっている。(翻訳・編集/KT)

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