世界最高の巨像「炎帝、黄帝像」が完成、もうすぐ一般公開―河南省鄭州市

Record China    2007年1月28日(日) 17時17分

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河南省鄭州市の黄河南岸に建造された巨大な炎帝と黄帝像。像の前の炎黄広場もまもなく完成、一般公開される予定だ。写真は左側が「炎帝」で右側が「黄帝」。

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2007年1月27日、河南省鄭州市の黄河南岸地域にある、炎黄広場の工事がまもなく完了し、一般公開される予定だ。この広場は面積約15万平方メートルにもおよぶ広大なもの。公開後は国内外から大勢の観光客が訪れ、驚きと感動の中で広場の前にたたずむ巨像を眺めることになるだろう。

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黄河を眼下に望むこれらの巨大な像は炎帝と黄帝で、小さな山の上に建造された胸像である。2体の巨像の高さは約106m。アメリカの「自由の女神」より8mも高く、完成すれば世界最高の高さになるという。像は目の横幅だけでも3m、鼻の長さは8mというから驚きだ。どれほどの巨大さかが想像できよう。この巨像の建設工事総量は、12階建てのビルに例えると2棟分の工事量にも相当し、約20年の歳月をかけて建造された。

農業の神である炎帝と軍事の神である黄帝は、中国の古代伝説の中に登場する帝王で、2帝を合わせて炎黄と呼ばれている。漢民族は、自らを炎黄の子孫と称し、誇りにしている。

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