キャメロン英首相の「ツイッター遮断」発言に中国ユーザーが「独裁政権か」―米メディア

Record China    2011年8月16日(火) 20時1分

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14日、キャメロン英首相がロンドンの暴動でツイッターなどのインターネットツールが悪用されたとして、サービスの遮断を検討していることについて、中国のネットユーザーたちが高い関心を示している。写真は中国メディアが作成した英国各地で起きた暴動を解説した図。

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2011年8月14日、英国のキャメロン首相がロンドンの暴動でSNSやツイッターなどのインターネットツールが悪用されたとして、これらサービスの遮断を検討していることについて、中国のネットユーザーたちが高い関心を示している。米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が伝えた。

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キャメロン首相は11日、「フェイスブックやツイッター、ブラックベリー・メッセンジャーなどが暴力や騒乱、犯罪を画策するための道具になるなら、それらサービスを遮断することも検討しなければならない」と発表。言論の自由を掲げる非政府組織(NGO)・国境なき記者団や米インターネット公益団体・民主主義と技術のためのセンターが、「英国の国際的立場を揺るがす」「人権を無視したやり方」などと抗議の声をあげている。

英国のこうした動きに中国のネットユーザーたちも高い関心を示している。中国版ツイッターでは「自らのレベルを下げる行為」「言論の自由は民主国家の基本概念ではなかったのか?」「これでは独裁政権と何ら変わらない」など反発の声が飛び交い、同首相に対し「中国、北朝鮮、キューバ、ベトナムの兄貴分になりたいのか?」との批判も寄せられた。(翻訳・編集/NN)

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