2011年8月10日、華晨汽車専用車有限公司はこのほど、遼寧省鉄嶺市に建設を進めていた特殊車両工場でラインオフ式を行った。中国の各メディアが伝えた。

今回ラインオフしたのは中大型トラックの「金運TOP10」、「金運VII」、ダンプカーの「核動力3588」で、今後は「金運」シリーズのトラックやダンプカーなど50車型あまりを生産する。また、新たに工事用特殊車両の生産にも着手する計画で、年間生産台数10万台規模の専用工場を新設する。

同社は特殊車両のグローバル戦略を進めており、専用工場は遼寧省大連市・同瀋陽市・上海市・江蘇省常州市・河南省鶴壁市にもある。年内には全工場が稼動する見込みで、同社が十二五(第12次5カ年計画、2011〜2015年)当初に掲げた年間生産台数150万台、総売上1600億元の目標がいよいよ現実化する。（翻訳・編集/JX）