韓国大手ウェブサービスへの攻撃、北朝鮮人プログラマーの仕業か―韓国メディア

Record China    2011年8月9日(火) 14時4分
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8日、韓国国内の大手ウェブサービスが中国人ハッカーによると見られる攻撃で多数の個人情報が流出したとされているが、実は北朝鮮のプログラマーが行った可能性があるという。写真は中国のネットカフェ。

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2011年8月8日、環球時報によると、韓国国内の大手ウェブサービスが中国人ハッカーによる攻撃を受けて最大3500万人の個人情報が流出したとされているが、実は北朝鮮のプログラマーが中国人になりすまして行ったものだと韓国メディアが報じている。

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8日付の東亜日報によると、一部の北朝鮮人プログラマーが中国人の偽造パスポートで韓国に入国し、いくつかのデータセンターに採用され、悪意のコードを大手ウェブサービスに仕掛けた可能性があるという。今年3月と4月に起きたDDos(協調分散型DoS攻撃)などのサイバー攻撃も北朝鮮人ハッカーによるものである可能性が指摘されている。

韓国に亡命している元北朝鮮人プログラマーがインタビューに答え、以前ある韓国企業が中国で韓国語に精通したプログラマーを募集しようとしていたとし、人材確保に協力を要請されたと明かした。同社は北朝鮮人プログラマーの技術レベルが高いことをよく知っており、その後別のルートで北朝鮮人プログラマーを雇った可能性を指摘している。2010年には別の韓国企業が北朝鮮人プログラマーを採用しようとしているのが発覚し問題となった。

韓国の成均館大学校の専門家は、情報保護の観点からもソフト開発には信頼できるプログラマーを採用するべきだとし、コストを優先させて北朝鮮人プログラマーを採用するなど考えられないことだと指摘している。(翻訳・編集/岡田)



   

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