2011年8月5日、江蘇省南京市の調査会社によると、既婚女性による不倫がここ数年で急増している。出会いやデートの場所にも大きな変化が見られるという。揚子晩報が伝えた。

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旧暦7月7日の七夕（今年は西暦8月6日）は中国の「情人節（恋人節）」。バレンタインデーほどメジャーではないが、恋人たちにとって「牽牛と織女のように仲良く過ごす」特別な日だ。このため調査会社には「配偶者の浮気調査をして欲しい」という依頼が七夕の日に集中しているという。同社によると、妻に対する夫の浮気調査依頼は数年前には10〜20％だったが、最近の2年間では40％に増えた。

最近の不倫には大きな特徴が3つある。1つは不倫相手との出会いだ。ブログや中国版ツイッターへの書き込みがキッカケで愛が芽生えるケースが多い。さらに不倫相手が遠くに住んでいること。もう1つは密会場所がホテルから野外に変わったことだ。パソコンや携帯電話の普及で見知らぬ異性と知り合う機会が増え、遠くにいる相手とも頻繁に連絡が取れるようになったこと、自家用車の普及で誰かに見られる危険のあるホテルを利用するより、遠くに出かけて車内で2人きりの時間を楽しんだ方が安全との認識が広がっていることが背景にあるという。（翻訳・編集/本郷）