Record China 2011年8月6日(土) 15時16分
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4日、今年6月に中国ネット界を騒がせた自称「中国赤十字会商業総経理」の女性のぜいたくな暮らしぶりが人々の反感を買い、中国赤十字会への寄付が激減している。資料写真。
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2011年8月4日、今年6月に中国版ツイッター・新浪微博で話題になった20歳の女性、郭美美(グオ・メイメイ)。中国赤十字会商業総経理を名乗る彼女のあまりにも豪勢な生活がネットユーザーの反感を買い、中国赤十字会への寄付が中国各地で激減している。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。
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自慢ともとれるつぶやきや数々の公開写真を見た人々は、中国赤十字会の組織運営そのものに「裏があるのでは?」との疑いを抱いた。その後、中国赤十字会に商業総経理という役職のないことが判明。郭美美本人も「身分を詐称していた」と公開謝罪したが、多くの人がいまだに納得していない。
「郭美美のことがはっきりしないかぎり、寄付なんかしない」がネット流行語になっている中国では、実際に赤十字会への寄付が激減。広東省深セン市赤十字会がこの1カ月あまりで受け取った寄付金は、以前から約束された寄付以外にわずか100元(約1200円)。同省仏山市赤十字会医院付属学校では昨年6月から今年6月までに88万6000元(約1063万円)もの寄付が集まったが、郭美美事件以降はゼロ。事態を重く見た中国赤十字会は信頼を回復するために組織の透明化を約束し、今後は集められた寄付金に関する情報の公開や管理監督体制の強化に努めるとしている。(翻訳・編集/本郷)
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